10分で学ぶKDPキーワードの見つけ方
目次:
1.何故キーワードが重要なのか
2.キーワードのリストを作成する方法
3.DS Amazon Quick Viewをインストールする
4.インコグニートモードでブラウザを開く
5.オートサジェストを利用する
6.キーワードリストを検索する
7.ABSRを確認する
8.キーワードリストを整理する
9.スプレッドシートやドキュメントを使用して整理する
10.残りのキーワードを活用する
キーワードの重要性
キーワードは、KDPでの成功の鍵です。キーワードは、本の発見性を高める役割を果たします。しかし、キーワードだけでは本を売ることはできません。本の表紙、本の説明、そしてもちろん内容が重要な要素です。今回は、手間のかかる方法を紹介しますが、後で代替方法も共有します。
キーワードリストの作成方法
まずは、本の内容を正確に表現できる単語のリストを作成します。もしも誰かにあなたの本の内容について尋ねられたとしたら、数語で要約することが求められた場合、どのような単語を使用しますか?この段階では深く考える必要はありません。単にアイデアを広げるために必要なだけです。その後の調査で、思いつかなかったキーワードを発見することができます。
DS Amazon Quick Viewをインストールする
まず、ブラウザにDS Amazon Quick Viewをインストールします。無料版でも問題ありません。このツールは、検索結果内で特定の本の詳細を表示してくれます。通常の方法で商品ページに移動し、スクロールする手間が省けます。インコグニートモードでも使えるように設定しましょう。
インコグニートモードでブラウザを開く
ブラウザをインコグニートモードで開きます。通常のモードでは、検索結果が個人の興味に合わせて表示されるため、より広範囲な結果が表示されません。新たな顧客の視点からAmazonを訪れることで、より幅広い結果が表示されます。
オートサジェストを利用する
キーワードリストの最初の単語を入力し、Enterを押さずにオートサジェストの結果を待ちます。タイトルに関連するキーワードをメモしておきましょう。ほかのキーワードに迷った場合は、無理に追加しないでください。本の内容を正しく表現しているかどうかを確認しましょう。
キーワードリストを検索する
キーワードリストの各キーワードを検索しましょう。特に左上のコーナーに表示される商品の数に注目します。1,000以下の場合は優れたキーワードですが、100,000以上の場合は代替のキーワードを探す必要があります。ただし、検索ボリュームが非常に高い場合でも、キーワードが本の内容に適している場合は使用しても構いません。
ABSRを確認する
DS Amazon Quick Viewを使用して、ページをスクロールして平均的なAmazonベストセラーランク(ABSR)を確認します。ABSRは、カテゴリーや製品タイプ内の商品数に基づいています。売り上げ数がランキングに影響します。売り上げが多いほど上位に表示されます。平均的なABSRは、100,000以下が理想です。これは大体1日に1部からの売り上げを表します。100,000以上のランクは需要がないことを意味します。
キーワードリストを整理する
キーワードリストを整理しましょう。最も適したキーワードを1つから4つほど選び、KDPの7つのバックエンドキーワードとして使用します。残りのキーワードは、一致するキーワードと組み合わせて使用しましょう。バックエンドキーワードは、可能な限り埋めることが望ましいです。キーワードごとに50文字使用することができます。同じルートキーワードを複数のスロットに使用することはおすすめしません。広い範囲のキーワードを選択するようにしましょう。
スプレッドシートやドキュメントを使用して整理する
キーワードリストを整理するために、スプレッドシートやドキュメントを使用しましょう。リサーチや実装の日付と、組み合わせに使用した個々のキーワードを追跡するために、リストを作成します。後でトラブルシューティングや関連性の確認が必要になるかもしれません。
残りのキーワードを活用する
調査で残ったキーワードは、本の説明や著者のバイオ、プラス・コンテンツなど、さまざまな箇所に活用しましょう。また、Amazonでのプレゼンスがある場所ならどこでも使用できます。著者バイオもカスタマイズ可能ですので、カスタマイズしたバイオを使用することで、リストの最後のキーワードを埋めることができます。
この方法が手間がかかる場合は、キーワードリサーチのための専用ソフトウェアであるPublisher Rocketを使用する方法もあります。このソフトウェアを使用すると、最初の5つのステップをスキップしてキーワードリサーチが行えます。
【ハイライト】
-キーワードは本の発見性を高める重要な要素です。
-キーワードリストを作成し、適切なキーワードを選択しましょう。
-DS Amazon Quick Viewを使用して商品の詳細を確認しましょう。
-インコグニートモードでブラウザを開くことで、広範な結果を見ることができます。
-オートサジェストを利用して関連キーワードを見つけましょう。
-キーワードの検索結果やABSRを確認して、適切なキーワードを選択しましょう。
-キーワードリストを整理して、バックエンドキーワードを埋めましょう。
-スプレッドシートやドキュメントを使用してキーワードを整理しましょう。
-残ったキーワードを他の場所に活用しましょう。
【よくある質問】
Q: Publisher Rocketを使用するメリットは何ですか?
A: Publisher Rocketを使用すると、手間を省いて効率的にキーワードリサーチができます。
Q: インコグニートモードを使用する理由は何ですか?
A: インコグニートモードを使用することで、個人の興味や過去の検索履歴に関係なく、広範な検索結果が表示されます。
Q: キーワードリサーチにおいて、ABSRの重要性は何ですか?
A: ABSRは、商品の売り上げ数に基づいてランキングされるため、キーワードの需要や競争度を把握するための重要な指標です。
【リソース】
- Publisher Rocket: [リンクを挿入]
- DS Amazon Quick View: [リンクを挿入]