Googleへの送信まで!XMLサイトマップのSEO最適化方法
目次
- はじめに
- XMLサイトマップとは
- XMLサイトマップの最適化とは
- XMLサイトマップの作成方法
- GoogleにXMLサイトマップを提出する方法
- XMLサイトマップの重要性
- XMLサイトマップの最適な構成方法
- XMLサイトマップの最適化ツール
- XMLサイトマップの提出後の管理
- XMLサイトマップの再提出時の注意点
- まとめ
《🔎 第2章:XMLサイトマップとは》
ウェブサイトの最適化を考えた際に、XMLサイトマップは重要な役割を果たします。XMLサイトマップは、検索エンジンにウェブサイトの重要なページを通知するファイルです。静的なファイルではなく、自動的に更新される必要があります。新しいページが追加された場合や既存のページに変更があった場合に自動的に更新されます。XMLサイトマップの最も一般的なフォーマットはXMLです。また、投稿、画像、動画ごとに個別のサイトマップを作成することも可能です。
XMLサイトマップはウェブページの重要性を伝える重要な手段です。ウェブサイトの品質の高いコンテンツを提供する重要なページを含めることが推奨されます。逆に、重複コンテンツや内容の薄いページは除外するべきです。また、サイトマップをサブサイトマップに分割することで、処理が高速化されます。動画が埋め込まれている場合は、動画用のサイトマップを別途提出する必要があります。
XMLサイトマップを作成する前に、ウェブサイト内に既にサイトマップが存在するか確認する必要があります。ウェブブラウザで「yourdomain.com/sitemap.xml」または「yourdomain.com/sitemap_index.xml」と入力して確認してください。もしサイトマップが存在しない場合は、作成する必要があります。
XMLサイトマップを作成する方法はいくつかあります。多くのプラットフォームにはこの機能が統合されており、簡単に作成することができます。WordPress以外のウェブサイトでは、Googleのガイドラインに従ってサイトマップを生成するプラグインやソフトウェアを使用することが最適です。WordPressの場合、バージョン5.5以降では組み込みのサイトマップ生成機能がありますが、基本的な機能に限定されています。より高度な機能を使用するためには、サードパーティのプラグインを利用することがおすすめです。
サイトマップの最適化には、Yoast SEOの無料版などのツールを使用することが有効です。このプラグインをインストールしてアクティブにすると、XMLサイトマップの機能を有効にできます。次に、含めるべきコンテンツを設定する必要があります。通常は投稿、ページ、商品などを含め、それ以外は除外します。また、カテゴリなどのタクソノミーも必要に応じて選択します。さらに、特定のコンテンツや更新日付を表示しないようにするために、アーカイブや作者の設定も行います。
XMLサイトマップを提出する方法は、robots.txtファイルへの追加とGoogle Search Consoleへの提出の2つの方法があります。両方の方法を利用することで、より効果的な結果を得ることができます。robots.txtファイルにサイトマップを追加するには、FTPクライアントを使用してウェブサイトのルートフォルダに接続し、テキストエディタでrobots.txtファイルを開き、サイトマップを追加します。次に、Google Search Consoleにログインし、サイトマップを提出します。
サイトマップがGoogleに提出されると、新しいコンテンツや変更が自動的にインデックスされるため、再提出は不要です。ただし、ウェブサイトのリデザイン、ドメインの変更、パーマリンクの構造変更などの場合には再提出が必要です。XMLサイトマップを正しく設定・最適化することで、ウェブサイトの新しいコンテンツや変更が検索エンジンによって正しくインデックスされることが保証されます。