感動的な婚約指輪の作成
テーブルオブコンテンツ:
- 結婚指輪への思い
- 溶かして指輪にするための準備
- ワックスモデルの作成
- ワックスモデルの投資
- ゴールドの鋳造
- 完成した指輪の仕上げと磨き
- モアサナイトのセッティング
- 最後の仕上げと磨き
- 超音波クリーニングと蒸気クリーニング
- 思い出深い結婚指輪の完成
🎉結婚指輪への思い🎉
このゴールドは、クライアントにとって非常に思い出深いものです。大切な人から受け継がれたもので、彼女はそれを溶かして自分の婚約指輪にしたいと考えています。こちらが私がデザインした婚約指輪のワックスモデルです。まずはワックスベースを準備するため、ホットワックスペンを使用してワックスを溶かします。ベースとリングモデルそれぞれを加熱し、溶接します。しっかりと繋げなければならないため、ワックスがしっかりと繋がっているかを確認します。確実な繋がりがない場合、鋳造が失敗する可能性があります。次に、結婚指輪のワックスモデルを準備し、婚約指輪に隣接させます。こうすることで、一度に両方の指輪を鋳造することができます。指輪がしっかりと繋がっていることで、完璧な鋳造が期待できます。準備が整ったら、ワックスモデルを鋳造します。
ワックスモデルの投資
ワックスモデルを投資する前に、投資材料のミックスを行います。3インチのフラスコを使用しているため、混合比は非常に重要です。小さなスケールを使用し、目標の重量になるまでゆっくりとパウダーを加えます。その後、混合ボウルに水を加えます。カリフォルニア州の法律によると、このパウダーは肺に悪影響を及ぼすため、注ぎ入れる際は息を止めるように心がけます。さらなる安全のために、呼吸器具を着用することもおすすめです。パウダーを投入した後は、固まるまで時間がないため、迅速に行動します。投資材料は、良好な鋳造を実現するために、パンケーキの生地のような感触になるはずです。この投資材料を、フラスコに流し込みます。フラスコが満たされたら、再び投資テーブルに戻します。これにより、金型や指輪モデル周りの気泡が排出されます。投資材料の流れがやや多くなったようですが、問題ありません。これで、フラスコを数時間放置するだけで、投資材料が完全に固まります。
(以下略)